A通り雨が降りそそぐ
傘もささず立ちすくむ僕ら
逃げ込んだ屋根の下で
暗い空を見つめてた
K時間だけが遠ざかる
ノイズのような雨音の中で
傷つかない言い訳を
君は探し続けてた
(合)枯れるほど泣いて
飽きるほど泣いて
それでも足りないほど泣いて
都合よく流れる
悲しみの雫
その涙は誰のもの?
Aどんな言葉並べても
僕の心は変わらないから
Kせめて今は本当の
君の気持ちを聞かせて
(合)枯れるほど抱いて
飽きるほど抱いて
それでも足りないほど抱いて
ひとつになれたとか
夢を見てたのは
他でもない僕だった
A雨宿りのような恋は
Kいつか終わりを告げると
(合)はじめから知ってたのに
A誰のせいだとか考える度に
出会わなければ良かったなんて
Kくだらない答えにたどり着くだけで
何も変わりはしないの
(合)枯れるほど泣いて
飽きるほど泣いて
やがて冷たい雨も止んで
サヨナラのかわりに
微笑んだ君の
その笑顔は誰のもの?
最後にもう一度 君に触れたくて
僕はこの手を伸ばした
それすらもできなかった