人々はみな待っている
とある可能性を待ってる
街で行く人が
互いに抱いたり
キスをしたりしてる
なぜ私だけ独りぼっち
黄昏の街で彷徨う
永遠に続く
幸せのことは
もう信じていない
私が待っている人は
交差点で訊ねるかな
無限の可能性を
齎すのは誰なの
付き添っていて それでいい
共に待っていていいんだよ
花が咲く季節(とき)や
流れ逝く人生(とし)を
未来からのキスも
私が待っている人は
交差点で訊ねるかな
その手を繋ごうか
それに反らせて向けるか
黒山の海を泳いで
私に辿ったあなたよ
可能性がわかるから
一緒に旅立とう
黄昏を送りましょう