碧空の行方

幼い顷、见ていた空、

そして今、此処から见上げる空、

どちらも同じ、青い空。
なのに、何故だろう。

今は、澄み切った空を见上げると切なさが押し寄せてくる。
あんなにも真っ直ぐで、

あんなにも张り诘めて、

昙りなき志を抱く新撰组の皆さん。
皆さんは、何処へ进んでいくんだろう。
私は皆さんのために、此の小さな手で、いったい何ができるんだろう。
そうだ、私はもう泣いたりしない、

见守ることしかできないなら、きっと、ずっと见守る。
悲しみさえ包み込む勇気を、私は此の手に贳ったから。
どんなことあっても、同じ空の下で、皆さんの行く末を、

そして贵方の明日を见届ける。



初めは、とても不安だった、途方もなく孤独だった。

でもふと気付くと、私は干部の皆さんを见つめていた。
私は一人なんかじゃない、少しでも役に立ちたい、力になりたい。
そんな思いが私の生きる力になった。
険しい道で、谛めることは容易い。

でも、どんなに辛いことがあっても、信念を贯くものだって。
己の信じる道にこそ、全てをかけるべきた。
私は教わった、胸に刻み込んだ。
だから…

だから、私は目を逸らしたりはしない、

かげざのない人たちとも、此の巡り合いで守り抜きたいものを见つけたから。
もしもこの国すべてが、岚に巻き込まれても、私は皆さんから离れたりはしない。
青空を探す、其の行方を见届けるために。



私はもう泣いたりしない、

见守ることしかできなくても、

命を悬けても护り、信じ続ける。
力を合わせて一つの道を行く。

志の尊さを见つめ続ける。
私のできることが、どんなに细やかでも、

私は新撰组に、

そして贵方に、

付いていく。