赏月独奏/オツキミリサイタル
作詞/作曲/編曲/Guitar:じん
「もう、どうやったって無駄(むだ)かもな」
泣(な)きそうな顔(かお) 見(み)ていた
「諦(あきら)めないでよ」みたいな言葉(ことば)じゃ
全然(ぜんぜん)足(た)りない!
「そしたらもっと元気(げんき)を出(だ)さなきゃ 明日(あした)も眩(くら)んじゃう」って
君(きみ)を連(つ)れ出(だ)していく 無理(むり)やりかなぁ
日差(ひざ)しにブルーになる 君(きみ)のことやっば正直心配(しょうじきしんぱい)だ
瞳(ひとみ)が潤(うる)んでいく 「弱虫(よわむし)な僕(ぼく)には ダメだよきっと」
だけど信(しん)じる、君(きみ)だから。
真(ま)っすぐ前(まえ)を向(む)いて?
ホントにダメな時(とき)は、君(きみ)の心(こころ)を支(ささ)えてあげる。
「いっそ」なんて諦(あきら)めちゃ 絶対(ぜったい)ダメ
だから
ねぇ、一緒(いっしょ)に進(すす)もう?
「独(ひと)りぼっち」を壊(こわ)しちゃおう ほら!
「どうなっているんだか解(わか)らない」 君(きみ)はまだ泣(な)きそうだ
溜(た)め息(いき)ばっかで 目(め)を瞑(つむ)っちゃ
ほら、絶体絶命(ぜったいぜつめい)!
「もっと頑張(がんば)んなきゃ思(おも)いを 昨日(きのう)に消(き)えちゃう」って
町(まち)を駆(か)け出(だ)して行(い)く 無理矢理(むりやり)だね
夕暮(ゆうぐ)れ、ブルーになる 日差(ひざ)しが閉(と)ざしていく その一瞬(いっしゅん)で
たちまち嘆(なげ)いた顔(かお) 音(おと)も無(な)く涙(なみだ)が 零(こぼ)れて消(き)えた
酷(ひど)く小(ちい)さなこのセカイが 大(おお)きく牙(きば)を剥(む)いて
「一緒(いっしょ)に居(い)たかったな」と 君(きみ)の心(こころ)を俯(うつむ)かせる
小(ちい)さな言葉(ことば)じゃ もう全然(ぜんぜん)届(とど)かなくても
力(ちから)になりたい 助(たす)けたいんだよ。
叶(かな)えてよ、ねぇ!
「信(しん)じる、君(きみ)だから」 本気(ほんき)の声(こえ)出(だ)して
「絶対(ぜったい)ダメなんかじゃない! 君(きみ)が望(のぞ)めば、また出会(であ)える」
大(おお)きな深呼吸(しんこきゅう)で 遠(とう)くのお月様(つきさま)に 弱気(よわき)な君(きみ)が
「やってやるさ!」と 叫(さけ)んでいた 少(すこ)しかっこいいかな。まぁ。