安曇さん
昨日はご馳走様でした。そういえば、あんなふうに二人で食事したのはカツドンを食べに行って以来だなと思って
初めて安積さんに会った時のことを思い出しました。あの時はまさか、この人を好きになるたりするなんて思いしなかったけど。いいえ、好きという言葉が正しいのかどうか分かりません。
ただ安積さんは私の気持ちを同情だと言ったけど、それだけは違うとはっきり言えます。どんな言葉も見つからないけど、ただ一つ言えることがあります。もう一度、安積さんに会いたいと願っている人達がいます。降谷先生はあなたに会いに行くために、休みをくれました。病棟の子供達はあなたが会いに来てくれるのを楽しみに待っています。そして、私も。
もし、もしもまだ心残りあるのなら、その時が来るまで、一枚でも二枚でも写真を撮ってみませんか?その時が来るまで、できるだけのことをしてみませんか?そして、もしも安積さんが願うのなら、私はあなたのそばにいたいと思います。少しでもあなたの力に慣れればと思っています。
友川四季