【Sound Horizon】緋色の風車~Moulin Rouge~
【镜】廻(まわ)る 回(まわ)る《绯色の风车(Moulin Rouge)》
绮丽(きれい)な 花(はな)を 咲(さ)かせて
【猫】跃(おど)る 踊(おど)る《绯色の风车(Moulin Rouge)》
绮丽(きれい)な 花(はな)を 散(ち)らせて
【灵】
【念白:原聲】
小(ちい)さな 掌(てのひら)に 乗(の)せた 硝子(がらす)细工(ざいく)
其(そ)の 宝石(ほうせき)を『幸福(しあわせ)』と 讴(うた)うならば
其(そ)の 夜(よる)の 蛮行(ばんこう)は 时代(じだい)に どんな 爪痕(つめあと)を 遗(のこ)し
彼等(かれら)には どんな 伤痕(きずあと)を 残(のこ)したのか
运命(うんめい)に 翻弄(ほんろう)される
弱者(じゃくしゃ)の 立场(たちば)に 叹(なげ)いた 少年(しょうねん)は
やがて『力(ちから)』を 欲(ほっ)するだろう
其(そ)れは 强大(きょうだい)な 力(ちから)から 身(み)を 守(まも)る 为(ため)の『楯(たて)』か?
其(そ)れとも より 强大(きょうだい)な 力(ちから)で
それをも 平(たい)らげる『剑(つるぎ)』か?
【灵】
【镜】何(なに)が 起(お)こったのか 良(よ)く
解(わか)らなかった泣(な)き 叫(さけ)ぶ
《狂乱の调べ(LunaのHarmony)》
灼(や)けた《尸肉の风味(にくのFlavor)》
【猫】何(なに)が 袭(おそ)ったのか 良(よ)く
解(わか)らなかったけど 唯(ただ)
ひとつ 此処(ここ)に 居(い)ては
危(あぶ)ないと 判(わか)った
仆(ぼく)は 一番(いちばん) 大切(だいせつ)な《宝物(もの)》を
持(も)って 逃(に)げようと → 君(きみ)の 手(て)を 掴(つか)んだ
【合】呜呼(ああ) 訳(わけ)も 解(わか)らず 息(いき)を 切(き)らせて 走(はし)っていた 二人(ふたり)
欲望(よくぼう)が 溢(あふ)れだすままに 暴(あば)れて 奴等(やつら)は 追(お)い挂(か)けてくる
【灵】
【镜】星屑(ほしくず)を 辿(たど)るように 森(もり)へ 至(いた)る
暗(やみ)に 潜(ひそ)んだままで
【合】訳(わけ)も 解(わか)らず 息(いき)を 杀(ころ)して 震(ふる)えていた 二人(ふたり)
绝望(ぜつぼう)が 溢(あふ) れだす ことを怖(おそ)れて
强(つよ)く抱(だ)き合(あ) っていた-
【猫】不意(ふい)に 君(きみ)の 肢体(からだ)が 宙(ちゅう)に 浮(う)かんだ →
【合】怯(おび)え缒(すが)るような 瞳(め)が←
逃(に)げ出(だ)した仆(ぼ く)の 背中(せなか)に 灼(や)きついた
【灵】
【镜】廻(まわ)る 回(まわ)る《绯色の风车(Moulin Rouge)》
灼(や)けつく《刻(とき)》を 送(おく)って
【猫】跃(おど)る 踊(おど)る《绯色の风车(Moulin Rouge)》
冻(こご)える《瞬间(とき)》を 迎(むか)えて
【合】呜呼(ああ) もし 生(う)まれ変(か)わったら 小(ちい)さな 花(はな)を 咲(さ)かせよう
ごめんね 次(つぎ)は逃(に) げずに 君(きみ)の 傍(そば)で 共(とも)に 散(ち)ろう
【灵】