■灼熱の華■
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作詞編曲:時枝悠(古都)
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ゆらり揺れる灼熱(しゃくねつ)の華(はな)
その姿(すがた)に魅(み)せられ燃(も)え上(あ)がる
想(おも)い篤(あつ)く この胸(むね)を焦(こ)がし
儚(はかな)い現世(ゆめ)のまにまに咲(さ)き誇(ほこ)る
過(す)ぎ去(さ)った日(ひ)々を思(おも)い描(えが)いて
懐(なつ)かしい面影(おもかげ)に惹(ひ)かれあう恋(こい)よ
風(かぜ)に踊(おど)る 真紅(しんく)の花弁(かべん)
広(ひろ)げた掌(てのひら)に落(お)ちる前(まえ)に
伸(の)ばした腕(うて)で抱(た)き寄(よ)せたなら
二(ふた)つの鼓動(こどう)が 今(いま) 一(ひと)つになる
こぼれ落(お)ちる涙(なみだ)の雫(しずく)
一人(ひとり)で拭(ぬぐう)った日もあるけれど
今(いま)は貴方(あなた)がいてくれるから
儚(はかな)い一生(いのち)の限(かぎ)り咲(さ)き誇(ほこ)る
夢(ゆめ)に見(み)た未来(あす)を思い描(えが)いて
重(かさ)なる理想(おもかげ)に心を許(ゆる)して
水面(みなも)に浮(う)かぶ 一輪(いちりん)の花
広(ひろ)げた掌(てのひら)に掬(すく)い上(あ)げて
散(ちchi)り逝(ゆ)く前(まえ)に差(さ)し出(だ)せたなら
二(ふた)つの想(おも)いが 今(いま) 一つになる
艶(あで)やかに咲(さ)く 灼熱(しゃくねつ)の華(はな)
重(かさ)ねた掌(てのひら)に握(にぎ)りしめて
貴方(あなた)と共(とも)に 生(い)きて逝(ゆ)くのだと
交(か)わした約束(やくそく) 今(いま) 果(は)たされる