心の中に閉じ込めた
「思い出」なんてタイトルの
1ぺーじに刻まれた
とあるくだらない言葉
どうやら
見え透いちゃっているみたいなんだ
「じゃあこんな話から
してもいいかな」
すぐに時が過ぎてったんだ
僕に弁解の余地ない速度で
無駄口叩いで 言い訳吐いて
それだけで満足して
感情をこめた言葉なのか
「今日も楽しかったです」
という一文のために息をする
なぜ なに どうして 自問自答
嘘 きっと嘘 とっくに見破られていた
君の言葉の真意を
簡単に受け止められていたらなんて
何かで塗り固めた
反対言葉に頼ってさ
「もういいかい?」
君は既に知っていたんだ
僕に展開の予知なんて怖くて
そのまま伝えて「いいよね?」なんて
言えなくて 逃げ出しちゃって
きっとそのまま
いつもみたいな
心地良さだけ繕った
言葉が喉を締めて
見えてきたんだよ
互いの裏ってやつなんだろうな
見たくもない 見せたくない
いっそ消えてしまえばいい
この手からあふれた分の
愛をもう一度満ち出すには
どうすれば良い?
待ち続けるしかできない
癖に震える僕は
「天性の弱虫さ」
囁いても叫んでも一向に伝わらない
簡単なことさ僕に
伝える勇気がないから