[00:00.918]夜に浮かんでいた
[00:03.928]海月のような付きが爆ぜた
[00:07.674]バス停の背を覗けば
[00:11.174]あの夏の君が頭にいる
[00:15.927]
[00:21.678]だけ
[00:23.426]
[00:28.172]鳥居 乾いた雲 夏の匂いが頬を撫でる
[00:34.923]大人になるまでほら、背伸びしたままで
[00:41.177]
[00:41.922]遊び疲れたらバス停裏で空でも見よう
[00:48.676]じきに夏が暮れても
[00:52.177]きっときっと覚えてるから
[00:55.675]
[00:56.176]追いつけないまま大人になって
[00:59.427]君のポケットに夜が咲く
[01:02.668]口に出せないなら僕は一人だ
[01:06.177]それでいいからもう諦めてる
[01:11.427]
[01:13.175]だけ
[01:14.673]
[01:26.670]夏日 乾いた雲 山桜桃梅 錆びた標識
[01:33.422]記憶の中はいつも夏の匂いがする
[01:39.671]
[01:40.172]写真なんて紙切れだ
[01:43.670]思い出なんてただの塵だ
[01:47.170]それがわからないから、口を噤んだまま
[01:53.421]
[01:53.922]絶えず君のいこふ 記憶に夏野の石一つ
[02:00.919]
[02:01.177]俯いたまま大人になって
[02:04.675]追いつけない ただ君に晴れ
[02:07.927]口に出せないまま坂を上った
[02:11.673]僕らの影に夜が咲いていく
[02:15.929]
[02:32.173]俯いたまま大人になった
[02:35.425]君が思うまま手を叩け
[02:38.679]陽の落ちる坂道を上って
[02:42.423]僕らの影は
[02:45.178]
[02:45.422]追いつけないまま大人になって
[02:49.422]君のポケットに夜が咲く
[02:52.676]口に出せなくても僕ら一つだ
[02:56.176]それでいいだろもう
[02:59.172]
[02:59.423]君の想い出を噛み締めてるだけ