[00:14.923]白昼の夢はまだ 頭の中 駆け巡り
[00:22.423]それにうなされたままで 月日は通り過ぎていく
[00:29.922]寝付けない夜の先に 目を凝らし続けても
[00:37.586]まるで奇を衒うような 眩らしい星の灯りだけ
[00:44.589]
[00:44.834]
[00:45.087]長い旅路の果てに 見知らぬ空が広がり
[00:52.833]夜が明ける少し前 あなたの声が聞こえた
[01:00.089]
[01:00.089]
[01:00.335]空の手のままで 記憶を辿れば
[01:07.838]誰にも気づかれずに 始まりの場所へ戻る
[01:15.333]街を見下ろして 少し踏み出すだけで
[01:23.087]あまたの夢も忘れるわ だから今は眠らせておいて
[01:37.334]
[01:37.587]
[01:38.087]眠れない夜数えた 虚構の物語から
[01:45.839]時折顔を出しては 押し寄せる古い光
[01:53.338]果たせない約束も 手には余る思い出も
[02:01.086]全て捨てたはずなのに それでもまだ届かない
[02:09.336]
[02:11.084]
[02:54.087]同じ空の下 手と手が掠めれば
[03:01.586]二人を隔てる距離は 星のように遠ざかる
[03:09.085]何も言わないで 笑って見せるだけで
[03:16.839]全ての意味が分かり そしてもう分かり合えず
[03:23.832]
[03:24.086]
[03:24.337]夏の風が吹き 羊歯の葉が揺れれば
[03:31.833]物語の始まりの 光の柱へ向かう
[03:39.585]夜を飲み下し 生まれ変わるために
[03:47.085]私はまだこの名前で 独り歌を歌い続けるわ