咲(さ)いた 野(の)の 花(はな)よ
あぁ どうか 教(おし)えておくれ
人(ひと)は 何故(なぜ)
伤(きず)つけ 合(あ)って
争(あらそ)うの でしょう
凛(りん)と 咲(さ)く 花(はな)よ
そこから 何(なに)が 见(み)える
人(ひと)は 何故(なぜ)
许(ゆる)しあうこと
できない の でしょう
雨(あめ)が 过(す)ぎて 夏(なつ)は
青(あお)を 映(うつ)した
一(ひと)つに なって
小(ちい)さく 揺(ゆ)れた
わたしの 前(まえ)で
何(なに)も 言(い)わずに
枯(か)れて 逝(ゆ)く 共(とも)に
お 前(まえ)は
何(なに)を 思(おも)う
言叶(ことば)を 持(も)たぬ
その 果(は)て なんと
爱(あい)を 伝(つた)える
あぁ
夏(なつ)の陽(ひ)は 陰(かげ)って
风(かぜ)が な び いた
二(ふた)つ 重(かさ)なって
生(い)きた 证(あかし)を
わたし は 歌(うた)おう
名(な)もなき 者(もの)の ため