影（かげ）を見つめながら
うつむいて歩（ある）いた
あの頃（ころ）のわたしに　青空（あおぞら）をくれた

不思議（ふしぎ）こんなに 守られているのに
いつよりも 今自由（じゆう）に　息（いき）をしている

あなたいてくれるから　
こころ軽（かる）やかに
あなたいてくれるから　
こころ鳥（とり）のように
少しずつ変われるの
大切（たいせつ）な人の為（ため）

何も言わなくても
眼差（まなざ）しがうれしい
ゆっくりと流（なが）れる　時をわけあって

触（ふ）れた想いが このぬくもりのまま
あなたにも伝（つた）わるなら　もっといいのに


ふたり寄（よ）り添い歩（ある）く　
こころ穏（おだ）やかに
そっと ついて ゆきたい　
こころ風（かぜ）のように
見つめあうあ しもとに
揺（ゆ）れている かげぼうし


あなたいてくれるから
こころ清（きよ）らかに
あなたいてくれるから
こころ花（はな）のように
いつだって足元（あしもと）に
幸（しあわ）せな影法師（かげぼうし）