Destiny - 宿命 羊のうた
この桜(さくら)の下(した)で
誰(だれ)かの影(かげ) 求(もと)め
幼影(おさな)い日(ひ)の記憶(きおく)
目(め)を閉(と)じて重(かさ)ねた
夢(ゆめ)の中(なか)のように 優(やさ)しい目(め)をしてた
導(みちび)かれるように 腕(うで)の中(なか) 包(つつ)まれ
戻(もど)れない 時(とき)の宿命(さだめ)に
息殺(いきころ)し 怯(おび)え もがきながら
切(せつ)な過(す)ぎで 悲(かな)し過(す)ぎて
何度(なんど)も 襲(おそ)う苦(くる)しみに
傷(きず)ついても 傍(そば)を離(はな)れない
たとえ世界(せかい)のどこでも
見(み)えない絆(きずな)で 引(ひ)き寄(よ)せあえる
凍(こご)える胸(むね)の中(なか) 渇(かわ)きを癒(いや)すように
赤(あか)い安(やす)らぎの一雫(ひとしずく) 含(ふく)んだ
静(しず)かに落(お)ち着(つ)く ココロ
温(あたた)かい 涙(なみだ) 頬(ほほ)をつたう
気(き)づいていた 感(かん)じていた
一人(ひとり)じゃ生(い)きられないこと
孤独(こどく)よりも 深(ふか)い痛(いた)みさえも
分(わ)かり合(あ)いたい 誰(だれ)より
哀(かな)しいあなたを 救(すく)いたいだけ
光(ひかり)の群(むれ) 纷(まぎ)れながら
辛(つら)くて 一人(ひとり) 身(み)を裂(さ)いた
危(あや)うささえ 定(さだ)められた絆(きずな)
暗闇(くらやみ)の中(なか) 生(い)きてく
気(き)づいていた 感(かん)じていた
一人(ひとり)じゃ生(い)きられないこと
孤独(こどく)よりも 深(ふか)い痛(いた)みさえも
分(わ)かり合(あ)いたい 誰(だれ)より
哀(かな)しいあなたを 救(すく)いたいだけ