庭『にわ』に咲『さ』き始『はじ』めた夕颜『ゆうがお』に
水『みず』を打『う』ってあげたら
游『あそ』びに出『で』かけていた猫『ねこ』が
帰『かえ』ってきたわ「おかえり」
ほら见『み』てごらん 云『くも』のさざなみ
杏色『あんずいろ』やむらさき
沈『しず』む夕阳『ゆうひ』に 染『そ』まってキレイ
まるで梦『ゆめ』か幻『まぼろし』
风『かぜ』は どこから
吹『ふ』いてくるのでしょう
远『とお』い 海『うみ』を渡『ほた』り
长『なが』い旅『たび』をするの
ふと気『き』がつけば 时计『とけい』の针『はり』は
あの人『ひと』が戻『もど』る时刻『じかん』
お腹『なが』の虫『むし』も鸣『な』いてるはずよ
今日『きょう』は何『なに』を作『つく』ろう
そら耳『みみ』かしら 谁『だれ』かの声『こえ』が
留守录『るすろく』にメッセージ
今『いま』にあの人『ひと』あわてて言『い』うわ
「夕饭『ゆうはん』はいらない」と
风『かぜ』は どこまで
吹『ふ』いてゆくのでしょう
いつか こんな日々『ひび』も
なつかしくなるの
ぼっかり空『あ』いた时间『じかん』を一人『ひとり』
持『も』て余『あま』すベランダに
一番星『いちばんほし』がまたたき出『だ』した
きっと晴『は』れる 明日『あした』も
风『かぜ』はゆく どこへ
谁『だれ』も知『し』らない