(雲雀)櫻(さくら)咲(さ)く 舞(ま)い落(お)ちる 何(なに)も無(な)い ぼくの手(て)の上(うえ)
(骸)儚(はかな)くて 優(やさ)しくて 壊(こわ)れそう きみみたいな花(はな)
(雲雀)いつもの改札(かいさつ)を 擦(す)リ抜(ぬ)けて行(ゆ)くあの子(こ)はそう
輝(かがや)く目(め)をして 毎日(まいにち)何(なに)か掴(つか)み取(と)って行(ゆ)くんだ
(骸)ぼくはと言(い)えば 何(なん)にも無(な)い毎日(まいにち)繰(く)リ返(かえ)して
冷(ひ)えた心(こころ)持(も)ってさ 花開(はなひら)く瞬間(しゅんかん)探(さが)して 目(め)を閉(と)じる
(合)櫻(さくら)咲(さ)く 舞(ま)い落(お)ちる 何(なに)も無(な)い ぼくの手(て)の上(うえ)
儚(はかな)くて 優(やさ)しくて 壊(こわ)れそう きみみたいな花(はな)
(骸)汚(よご)れたパイクなら 心(こころ)の奥(おく)に仕(し)舞(ま)い込(こ)んだ
(雲雀)「これでいいんだよ」と 過(す)ぎいく春(はる)の逃(に)げ道(みち)探(さが)してるんだろう
見(み)つけて くれたのは きみでした
見(み)つけて くれたのは きみでした
(骸)春(はる)が来(く)る 咲(さ)き誇(ほこ)る グランドが 風(かぜ)に摇(ゆ)れる
踏(ふ)みしめて 泣(な)き出(だ)した 溢(こぼ)れそう きみみたいな花(はな)
(合)此処(ここ)に在(あ)る 忘(わす)れ物(もの) 取(と)りに来(き)た ぼくの手(て)の上(うえ)
儚(はかな)くて 優(やさ)しくて 壊(こわ)れそう きみみたいな花(はな)