雪宵(ゆきよい)の形(かたち)【雪夜之形】
風(かぜ)が囁(ささや)く
冬(ふゆ)を呼(よ)び返(かえ)る
雪(ゆき)の重(おも)さを説(と)く
【风声低喃 唤回冬日 询问雪落几许】
光(ひかり)を集(あつ)めて
枯(か)れた枝(えだ)を照(て)らす
寒(さむ)き/三日月(みかつき)の夜(よ)
【三日月之夜 收集光芒 照亮枯萎枝桠】
深(ふか)き 思(おも)い
雪(ゆき)のように
白(しろ)く 白(しろ)く
森(もり)を染(そ)める
【深远的思念如雪一般 染白森林】
梅(うめ)の奥(おく)に棲(す)む
漏(も)れた幽(かす)かな灯(ひ)
闇(やみ)とともに眠(ねむ)る
【梅林深处透出的微光 同黑暗依偎而眠】
果(は)ての見(み)えぬ
夢(ゆめ)から目覚(めざ)め
君(きみ)や 君(きみ)や
瞳(ひとみ)に逝(ゆ)く
【从无尽的梦中醒来 你于眼眸中消逝】
戻(もど)らず 彼方(かなた)に向(む)く
【去向彼方 不再回还】
また雪(ゆき)が来る(く)る
【大雪再次降临】